丁 紹光

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ビューティフル・ドリーマー

国連記念版画

技法: シルクスクリーン

イメージサイズ: 35.0×21.0cm

1998年に国連の世界人権宣言は50周年を迎えました。その記念版画としてこの作品は発表され、世界中の加盟国で発表されました。 収益は平和事業や教育事業に充てられました。 子供の自由で明るい未来を願う母親の祈りに添えて、人権の尊さを謳いあげています。

「すべての子供は、希望に満ち自由で尊厳ある人生を歩むべくこの世に誕生します。このことは、すなわち個人の人権が保全されることによってのみ可能になるのです。 母親が子供を見るまなざしは慈愛に溢れ、同時にその子の輝かしい未来を夢見ています。人権の確立は私達すべてに関わることです。 私の作品が、優しさに満ちた将来の人類社会のための礎石となり、平和の光があまねく全世界の人々を照らすことを希望してやみません。」
 丁 紹光

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宗教と平和

国連記念版画

技法: シルクスクリーン

イメージサイズ: 27.0×21.0cm

1995年に開かれた国連による世界女性会議の記念版画に採用されたイメージです。白い鳩が平和への願いを乗せて、 今天高く羽ばたこうとしています。 背景には飛天が描かれ、願いが天に受け入れられたということを指し示しています。

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人権の光

技法: シルクスクリーン

イメージサイズ: 74.0×57.0cm

生命の淵源

生命の淵源

技法: シルクスクリーン

イメージサイズ: 83.5×127.0cm

人類と生存の拠りどころである大自然との、太古天地開闢(かいへき)以来何億万年にわたり終始保っている恒久不変の関係を表している。
中国古代の哲学「天地と我はともに生き、万物と我はともに在る」という「天地人の和」の理想の境地を明らかにするものです。

2011年上海文化広場オペラ座劇場に、高さ14m、幅24m、30万ピースの欧米から輸入された彩色ガラスを カットし嵌め込んで作られた壁画が設置されました。その原画をもとに版画作品が制作されました。

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勝者の祈り

技法: シルクスクリーン

イメージサイズ: 86.1×86.1cm

 

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紅蓮華

技法: シルクスクリーン

イメージサイズ: 86.1×86.1cm

小版 45.0x45.0 cm 大版 71.0x71.0 cm

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アイズ・オブ・プレイ

技法: シルクスクリーン(アンコール版)

イメージサイズ: 35.0×34.0cm

農耕の始まる前の狩猟時代、野山を駆け巡り日々の糧を求めている時、やっと出合った獲物に弓矢を向けた。その瞬間、脳裏をよぎる “生きるために殺生するとは・・・” 文明の進化にともない、人間が人になったのはこの頃である。

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芸術の女神

技法: シルクスクリーン(アンコール版)

イメージサイズ: 小版 35.0×58.0cm 大版 64.3×107.9cm

上海オペラ座に美術館が設けられ、大壁画「芸術の女神」が移蔵されました。 その大壁画の母体となった線描画から版画作品が発表されました。
吉祥の赤を背景にふたりの飛天が描かれ、さらに白い玉蘭が添えられた大変おめでたい絵柄です。

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自然回帰

技法: シルクスクリーン(アンコール版)

イメージサイズ: 35.0×34.0cm

大自然に身を委ね大きく深呼吸すると身体中に自然の息吹きが満ち溢れてくる。
いつしか自分自身と自然とが調和し始め溶け合い融合していく。緑の中にそよぐ風は人々の魂を清らかにしてくれます。

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舞姫

技法: シルクスクリーン

イメージサイズ: 116.4×91.7cm

朝陽を浴びて、まさに翔び立とうとする鶴の群れ
未来へ翔び立つ希望を胸に、吉兆の舞をしなやかに舞う

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楽園の夢

技法: シルクスクリーン

イメージサイズ: 65.0×64.0cm

 

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天地の歌

技法: リトグラフ

イメージサイズ: 65.0×65.0cm

邪を祓い吉を呼ぶ護符として古代から中国に伝わる八卦鏡(はっかきょう)を背に、琵琶を奏でる女性が描かれています。 四隅には東西南北の守護神である青龍、白虎、 朱雀、玄武を配し、背景の赤は吉祥を表します。天、地、人の和合を重んじた 古代人の知恵を表現したこの作品は、自然との調和の中で人類が幸福になることへの願いが託されています。

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神殿

技法: リトグラフ

イメージサイズ: 65.0×65.0cm

守護神が祭られている神殿と、バリ島独特の衣装をまとった女性が描かれています。画面の華やかさを演出している珊瑚色は、 リトグラフ特有の暖かみのある色彩で、 胸一杯の安心感を与えてくれます。

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生命の木

技法: リトグラフ

イメージサイズ: 64.50×65.0cm

古代ギリシアの神話的モティーフを題材としています。生命の根源を象徴する横たわる女性と、複数に枝分かれした木。 この木がつける金色の花は繁栄を表しています。 これまでの作品とは異なる斬新なデザインと内容になっています。

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一衣帯水

技法: リトグラフ

イメージサイズ: 80.5×65.0cm

帯状の海を隔てて向かい合う日本と中国は、古くから友情を培ってきました。
このリトグラフの原画は日中友好25周年を記念し、両国の友好と平和への願いを込めて描かれた作品です。画面に漂うオリエンタリズムは、 愛と平和を通してアジアの時代の到来を予感させるものとなりました。



丁 紹光(ティン シャオ クァン)略歴

1939年 中国陝西省に生まれる
1962年 北京中央工芸美術学院を首席で卒業後、昆明雲南芸術学院18年間教授を務める
1979年 中国政府より委嘱され、北京人民大会堂の大壁画「麗しき神秘のシーサンパンナ」を作成
1980年 アメリカへ移住
1989年 パリのギャルリー・ベルナムで欧州初個展を開催
1992年 アメリカにおける中国美術家協会が設立され、会長に当選就任
北京の中国歴史革命博物館及び上海美術館において大回顧展開催、人民大会堂において大レセプションが開催される
1993年 国連(WFUNA)の公認アーティストに任命。現代の巨匠として「国際人権年」を記念した版画及びファースト・デイ・カバーを発表し、世界166ヶ国に紹介
1994年 引き続き国連公認アーティストに任命。「国際家族年」記念ファースト・デイ・カバーを発表
1995年 国連創立50周年を記念して9月に北京で開かれた「第4回世界女性会議」では、6枚組の切手とファースト・デイ・カバーならびに版画「宗教と平和」を発表
NHK出版協会より「丁紹光作品集」が出版される
1996年 第30回造本装幀コンクール展において、NHK出版「丁紹光作品集」が出版文化国際交流会賞を受賞
1998年 21世紀の建築として世界の注目を浴びる上海オペラ座に大壁画「芸術の女神」が永久保存される
国連協会世界連盟の公認アーティストとして、世界人権宣言50周年記念版画「ビューティフルドリーマー」発表
1999年 中国初の万博である昆明世界花の博覧会のテーマ作品「人と自然」を手掛ける
2000年 欧州巡回展がスタート。開催地としては、パリ、ニューヨーク、ロンドン、ベルリン等。 第一弾としてのパリ展はル・モンド紙やポアン・ド・ヴェ誌に特集記事で掲載された。
2001年 ドキュメンタリー「魂の画家~丁紹光・美の世界~」完成
2002年 上海大劇場上層階に丁紹光美術館が設けられ、ファサード正面の大壁画「芸術の女神」が移設収蔵されると共に、画伯に関するあらゆる文献・書物が収められる
2007年 日中国交正常化35周年記念公式行事日中東洋の初バレーを上演
オマージュ作品「かささぎの橋」を制作
2011年 上海文化広場オペラ座劇場「生命の淵源」ステンドグラス壁画創作